セカンドライフの過ごし方

団塊世代へのメッセージ

団塊世代は自分を押し殺して、日本経済の発展のためにすべてを投入し、もはや、家庭にも地域にも居場所がありません。

そんな人には仕事がすべての居場所。
その居場所を奪われ、自分を喪失してしまうことになります。

自分を空しくして日本を支えてくれた人たちにとって、ようやくこれからお金と時間がある時期に、本人はどうやって生きていけばよいかわからない。

それは家族や地域、ひいては日本全体の大きなマイナスです。
頑張ってきた人たちが幸せになってほしい、その点をまず訴えたいです。定年退職したとはいえ、彼らはまだ60歳で、体力もある。
でも、私もこの数年間、団塊世代に働きかけているのですが、社会貢献に目を向ける人は少数派です。

抽象的な選択肢にはなっていますが、従来の会社人間の延長での発想しか出てこない人が圧倒的に多いため、具体的な活動につながりません。

でも、彼らが命やアイデンティティをかけた職場、地位、権限、報酬。

定年後には、それに見合うような彼らのプライドを満たす選択肢はありません。
すべての面で、現役時代よりも落ちます。

そのときに従来の延長でモノを考えると傷つき、脱力感を伴います。
これは決して幸せな状態ではありません。


もう一つ。
働きたいと思って職場の確保に走っても、よほどプライドを放棄するならば別ですが、意に沿わない仕事しか見つけられない人が大勢出てきます。


どっちのコースにしても、社会から脱落した、あるいは、疎外されている、という感覚は、会社にすべてをかけてきた人たちにとっては、想像以上に打撃が大きい。

これは社会にとっても大きなマイナスです。



「会社生活をいったん忘れてセカンドライフを楽しんでください」。

団塊世代の方々に堀田力さんがメッセージを送っています。
あなたはどんなセカンドライフを送りたいですか。
ボランティアやNPO活動に関心がありますか。


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著者紹介

堀田力(ほった・つとむ)
さわやか福祉財団理事長・弁護士。高齢社会NGO連携協議会
(高連協)代表。

略歴
京大法卒、検事任官。在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官(ウォーターゲート事件フォロー)、東京地検特捜部検事(ロッキード事件担当)などを経て退職、弁護士登録。さわやか法律事務所及びさわやか福祉推進センター(後のさわやか福祉財団)開設

           
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