セカンドライフの過ごし方

セカンドライフは「素人劇団」

戦後復興期から経済成長を旗印に、「企業戦士」を自負して駆け抜けたのが団塊の世代といえる。

勇退を目前に周囲を見渡せば、社会の豊かさは実感できよう。
しかし一方で、心の中は索漠とした“喪失感”を否定できないのも事実ではなかろうか。

 
ここに「本当にやりたかったことへ熱中」し、第二の青春を謳歌(おうか)しようという胎動が起きた。

素人劇団「のべおか笑銀座」の旗揚げ公演は本格的な演劇論を脇に置き、人生経験で培った“熟年の味わい”とぬくもりを主題に据えるという。

団塊の世代が地域社会にかかわりを持ち続ける、一つの手本にしたい。
■17通りの機微を表現■

のべおか笑銀座の団員17人はプロ経験者が一角を支えるものの、その多くは演劇畑を未踏の分野にする。

第一線を退く一抹の寂しさに加え、「別の人生もあったのではなかったか?」という反省と探求心を抑えきれなかったようだ。

同じ思いに悶々(もんもん)とする“ご同輩”はどこ、そこにいるのではなかろうか。

脚本は長らく地方演劇界で活動してきた実広健士さんが担当した。
17人がそれぞれに過ぎ来し方を振り返り、家族観や人生観を語り合って17通りの“機微”を織り込んでいる。

「上を向いて歩こう」という題名そのもの、喜怒哀楽が多様に展開されるというから興味津々である。

団員の自信は、年の功で深みを増した「軽妙、洒脱(しゃだつ)さ」と聞く。
腹からの笑い、苦い笑い、加えてペーソスが日常生活様に演じられるようで、開演前から共感を呼んだ。

3、4日のチケットは半月前に完売。追加公演も用意されたというから、何かが巻き起こりそうな予感、だ。

■自然体の演技、演出■

今回の仕掛け人は延岡総合文化センターの赤澤孝次長である。

少子高齢化と若者流出、過疎化、“シャッター商店街”の出現など地方都市が直面する衰退を目の当たりにしてきた。

「そうはあっても郷土の誇りを持ちたいし、その表現の一つの形態として演劇を取り上げた」という。

本県でも4万人を超えて、第二ステージの「生きがい」模索が始まる。のべおか笑銀座は一つの道筋を示したと評価したい。

彼らの“思想”が全県域に広がり第二、第三の笑銀座が競い合いながら交流、合同公演なども実現するならばおもしろくなる。

のべおか笑銀座の団員たちは自然体の演出といえども、間の取り方や体の表現など週2回の通し稽古を繰り返してきた。

それに満足せず、自主的に台本の読み合わせも欠かさなかったようである。

観客としては批評する前に、共感を大切にしたいもの。
カラオケで和気あいあいと楽しむのに変わりなく、温かい目で参加しようではないか。

団塊の世代が体得する技術と知識、知恵などを次世代へつなぐのは当然である。
その機会を創出、提供する役割は行政の占める領域になろう。

しかし「人生80年」の60歳といえば体力、気力ともにまだまだ捨てたもんじゃない。
ワイワイ、ガヤガヤ、自分たちが年を忘れ楽しんでこそ長寿社会もより輝きを増す。

高齢は決して足かせではない。
行動する勇気があれば、その波及効果は若者へも元気を与え、地域活力の根源たり得ると思う。

「宮崎日日新聞」より

セカンドライフの最大の敵は「無気力」です!
どんな事でもいいから、「やろう」とする気持ちが
大事だと思います。

私も引退した直後にこの「無気力」な状態を経験しました。
生きている価値が無いのではと思ったときもありました。

「何かを見つけ何かをする」その為には
家に閉じこもっていてはダメです、とにかく外へ出ましょう
人と触れ合う事で何かが始まります。

希望のセカンドライフが。

           
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