年金問題のQ&A

「年金分割」「年金加入記録」???

 [年金分割]「この際、加入記録を点検しては」

 「年金離婚」という言葉が定着するのだろうか。

 今月から、夫婦が離婚した場合に、厚生年金(または共済年金)を夫と妻で分割できるようになった。

 厚生年金は夫の名義であるケースが多い。年金分割は、離婚した専業主婦の老後を経済的に助けることになる。

年金保険料は夫婦が協力して納めてきた、と見なすもので、
妥当な制度であろう。

 昨年まで4年連続で、離婚件数が前年より減少している。

これは主に妻の側が年金分割制度が始まるまでは離婚の
申し出を控えていたからではないか、と指摘されている。

 ただ、新制度に対する誤解も少なくないようだ。

正確に理解しておかないと後悔することになりかねない。
分割できるのは、結婚期間中に払った保険料に対応する厚生年金の報酬比例部分だけだ。

基礎年金部分(国民年金)は対象にならない。

 共働き期間があれば、夫婦それぞれの報酬比例部分の
合計が分割される。

 分割割合は、半分を上限に、話し合いで決める。
合意できない場合は家庭裁判所の調停や審判に委ねる。

来年4月からは自動的に2分割する制度も始まるが、対象は
来年度以降の結婚期間に保険料を納めた分に限られる。

 また、厚生年金の名義人が亡くなった後、配偶者は遺族年金として報酬比例部分の4分の3を受け取れるが、
離婚すれば権利を失ってしまう。

 制度の詳細をまず、よく知ることが重要だ。
社会保険庁が相談や問い合わせに応じている。

 離婚を考えているかどうかにかかわらず、さまざまなケースを想定して、自分が受け取れる年金額を確かめるのは、
大切なことである。

 社保庁が持っている年金加入記録に、ずさんな面が
あるからだ。

 過去6年間だけで、22万人に対して年金の支給漏れが判明している。1人に一つずつ基礎年金番号が割り振られたのは1997年で、それ以前となると、正確さが疑わしくなる。

 こうした状況を招いた責任は無論、社保庁にある。

だが、大事なのは社保庁の責任追及だけでなく、自分の
年金加入記録をしっかりと確認することだ。

 社保庁は来年度から、加入者に過去の保険料納付実績を
通知する「ねんきん定期便」を本格的に始める。
若い時から関心を持って点検するべきだ。

 すでに受給が始まっている人も、特に転職経験がある場合は
注意が必要だ。

窓口に出向いて記録を再確認したい。

by「読売新聞社説」

           
この記事へのコメント
はじめまして^^
いろんなサイトに訪問させていただいています。

私の保険のサイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://hokenhoken77.blog99.fc2.com/blog-entry-201.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
保険トニュース
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