団塊世代

団塊世代の力を地域に!(3)

前回、市民サービスの一端を担ってくれる優秀な人材を、市民の中から見つけ出そうとしている行政の取り組みの話をした。

その前に、「まずはなじみの薄かった地域に親しんで仲間づくりをすることが大事」と、地域デビュー講座やボランティア講座などを開催するのが一般的だ。

これは、参加した人の中から人材を発掘しようという含みもあるのだが、なかなか狙い通りにはいっていないようだ。

そこで、より具体的なプログラムを示し、求めるところを明確にして、参加者の関心を高めようという取り組みが始まっている。

今回は、そのあたりの事情を探ってみよう。
(松本 すみ子=アリア代表)
■「明日の自分に直結する情報がほしい」

2007年もとうとう4月を迎えた。
若い新人が入社して来た一方で、これから、多くの団塊世代の第一陣が職場を去る。

団塊世代と接していて感じることは、ほとんどの人が定年後の生き方に不安を感じているということだ。

会社という居場所と人間関係がなくなることへの不安は、
予想以上に大きい。

ならば、せっかく行政や社会福祉協議会が開催してくれる講座があるのだから、参加して、参考にすればいいではないかと思うが、これができないのが会社人間の悲しいところ。

会社以外の場所では案外人見知りだし、今まで部下を指導していた立場では、人に教わることが苦手だ。

すでに自分のやり方が確立しているので、安易に人に合わせる
ことは好まない傾向もある。

それに拍車をかけているのが、自治体が開催する団塊向け講座の内容があまりピンとこないことだ。

こうした講座の多くは入門編で、「地域で活躍しよう!」と掲げ、定年後の生き方に関するさまざまな提言や心構えを示してくれる。

しかし、それは、あくまで一般論である。

いくら話を聞いたところで、現実に、自分は何を期待されているのか、何ができるのかという具体的な部分と結びつかない。

「明日の自分」に直結しない話では、興味はわかないのである。

by「団塊消費動向研究所」
続く

           
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