年金問題のQ&A

消えた年金 簡単に記録を確認するには

社会保険事務所を訪れる時間がなかったり、新設の年金ダイヤルに
電話をしてもつながらなかったり、自分の年金加入記録を
まだ確かめられていない人も多いはず。

しかし焦る必要はない。

意外に簡単に調べられる“裏ワザ”を紹介する。(渡部穣)

 「間もなく年金受給年齢に達する五十代後半の人か、六十歳以上の人など既に年金の受給を受けている人以外は急ぐ必要はない。

不安もあるでしょうが、まだ時間があると割り切り、じっくりと
構えて調べるべきだ」

 まだ自分の年金記録を確認できないでいる人に、社会保険労務士の今泉善雄さんはこうアドバイスする。

「迷子の年金保険料の納付記録が五千万件以上とはいっても、何らかの形で記録が残ってさえいれば、問い合わせれば意外と簡単に
照合できるはず」


今泉さんが勧めるのは、「調査依頼書」という文書での問い合わせだ。

依頼書には氏名、旧姓、性別、生年月日、住所、基礎年金番号のほか、事業所の名称・所在地、勤務期間、国民年金か厚生年金の種別などを書き込む。

 「分かる範囲で空欄を埋めてください。調査依頼書は書式が決まっていません。読みやすい大きさに拡大コピーして使えばいい。

もちろんこれを参考に、自分なりのものを作ってもOK」

 「大事なのは、完ぺきである必要はないこと」と今泉さんは強調する。例えば正確な勤務期間が分からなくても、「〇年の春ごろ」や「夏ごろ」など、分かる範囲で書いてみる。

事業所の名前も同じだ。社会保険庁が記録を探すときにヒントになる程度の情報でも「まったくないよりはまし」だという。

 「小さい会社だから、短い期間だからとあきらめずに埋めてください」

 このほか、本当は「タニザワ」(谷沢)なのに、「ヤザワ」と名前の読みを間違えられることが多いなどの情報も欄外に記しておくと照合がスムーズに進むという。

 「最近はずいぶん融通がきくようになったが、社保庁はあくまでこっちから提供する情報が向こう側の持っている情報と合えば開示するという申請主義の立場。

記録が宙に浮いてしまっているかもしれない場合を考えて、情報はできるだけ多い方がいい」

 依頼書は郵送する。返信用の封筒に八十円切手を張って同封すると、早ければ二週間で回答がくる。

複数の社会保険事務所へ問い合わせが必要なときは、数カ月かかる場合があるという。

 「依頼書は必ずコピーを手元に取っておいて、回答と照らし合わせて不明な点がないか確認すること。

実際に書き出してみることで複雑な履歴も自分なりに整理ができるなど、文書での問い合わせは利点がある」と説明する。

 依頼書作成の手間が面倒なときは、社会保険労務士に依頼することもできる。その場合、相談時間にもよるが、五千円から一万円の手数料がかかる場合が多いという。

 調査依頼書の送付先は

〒168 8505 東京都杉並区高井戸西3の5の24

「社会保険業務センター 中央年金相談室」。

by「CHUNICHI Web」
http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2007071202031723.html

           
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